ふんどしプチ講座その1 ふんどしの歴史
木綿の普及で広がったふんどしの歴史
歌うふんどし屋さん、灯織です
今回はふんどしの歴史についてです。
「日本最古のふんどし」と言われているのは、和歌山県にある約1,400年前の古墳から発掘された「はにわ」が着用していたものと言われています。
ふんどしは、古事記や日本書紀にも登場しますので、とにかく歴史があります。
時代劇や映画でおなじみの戦国時代。約500年前のふんどしは「麻」が主流でした。
でも、それはかなりの高級品で、ふんどしを着用できたのは身分が高い人だけだったそうです。
ふんどしが庶民にも普及したのは、約300年前の江戸時代です。「木綿」が伝わったことによります。
この「木綿」は愛知県西尾市に漂着した崑崙(こんろん)人が種と栽培方法を伝えたとされています。
その証拠に、西尾市は江戸時代から近代にかけて木綿の一大産地で織布業が盛んでした。
日本で唯一、綿の神様を祀る天竹神社にて
そんなふんどしですが、明治の時代に入ると文明開化により生活が欧米化し、ふんどしを着用する人が減ってしまいます。
更に戦後には一気に衰退し、祭事や相撲での着用が主となり、日常に着用する人はほとんどいなくなってしまいました。
祭事で使われる布は、江戸時代に普及した「木綿」ではなく、戦国時代に高級品だった「麻」です。
どうして「麻」なのかおわかりですか?
はつねっとの商品は、全て「大麻(ヘンプ)」で作っています。
「麻」に関しては、生地を語る章に書きますね!
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